北部地域観光DMP構築業務に係る公募型プロポーザルの実施についてお知らせいたします。
詳細は下記をご確認下さい。
1 業務名称
北部地域観光DMP構築業務
2 業務目的
沖縄本島北部地域は、豊かな自然環境を活用した観光が盛んであり、コロナ禍前には約511万人(推計)が訪れるなど、観光産業は地域経済活性化に欠かせない主要産業となっている。
県内最大の集客を誇る「美ら海水族館」はコロナ禍前には、年間約350万人以上が訪れるなど、北部地域の観光の核となっている。「美ら海水族館」を目的に北部地域へ訪れる観光客も多く、他の観光施設への経済波及効果も大きい。また、多様で固有性の高い生態系を有することと絶滅危惧種の生息地として世界的に重要であることが評価され、2021年に世界自然遺産に国頭三村(国頭村、大宜味村、東村)が登録された。コロナ禍を経て自然・アクティビティに対する需要も高まっていることから観光共生型に特化した観光地として期待されている。
さらには、2025年度に今帰仁村及び名護市に開業を予定している大型テーマパーク(JUNGLIA)は、北部地域の新たな観光拠点施設として滞在日数の延長や地域内消費の拡大が期待されており、その集客力を活かした産業の活性化が期待される。他にも、インバウンド客など増加が期待される本部港のクルーズ船就航も観光の起爆剤として注目されていることや、北部振興事業を活用した観光関連施設の増加など、北部地域の観光業は好条件が多く、今後も主要産業としての成長が期待される。
北部地域では、科学的根拠をもって観光地経営を主導する観光地域づくり法人(DMO)の設立が予定されており、大型テーマパーク開業による混雑対策等の地域課題解決や観光による地域経済への効果の最大化等に対する施策立案や施策の評価といった業務を担うことが期待されている。
一方で、観光客の動向や混雑状況、観光施策の効果や観光の経済効果等、観光に関するデータは北部12市町村がそれぞれ独自に取得しており、各データの取得有無、精度や頻度も異なることから、市町村ごとに観光施策に対するデータ活用の利用水準が異なる。
本事業では、北部地域の観光の司令塔であるやんばるDMO(仮)および北部12市町村の観光協会等がデータに基づく観光施策立案・効果検証ができる姿を目指し、北部12市町村の魅力を発信できるウェブサイトと行政、観光協会、事業者、大学等が計画策定等に活用できるデータポータルを備えた観光プラットフォームを構築する。
3 スケジュール
案件公表(公告) | 令和7年5月7日(水) |
参加表明書の提出期限 | 令和7年5月15日(木) 午後5時必着 |
参加資格確認結果通知の交付 | 令和7年5月16日(金) |
質問書の提出期限 | 令和7年5月15日(木) 午後5時必着 |
質問の回答 | 令和7年5月16日(金) |
企画提案書類の提出期限 | 令和7年5月27日(火) 午後5時必着 |
プレゼンテーション開催日 | 令和7年6月6日(金) 予備日:調整中のため、後日連絡 |
結果通知 | 選定委員会の翌日以降、速やかに行う |
契約予定時期 | 令和7年6月中旬 |
案件公表(公告) | 令和7年5月7日(水) |
4 実施要項等資料
このページに関するお問い合わせ先
北部広域市町村圏事務組合 DMO設立準備プロジェクトチーム
〒905-0009 沖縄県名護市宇茂佐の森五丁目2番地7(北部会館1階)
電話:0980-52-7048 FAX:0980-54-1619