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  ■ブロードバンド回線やんばる水紀行:3分45秒
■ISDN・36Kモデム回線やんばる水紀行:3分45秒
 

 
 
 やんばるの森は年間降雨量約3000mlにもなり、イタジイ、オキナワウラジロガシ、ヒカゲヘゴなどが幾重にも茂り、森の乾燥を防いでいます。苔に覆われた森の地面は大量の水を蓄え、その水はやがて沢をくだり、森全体を潤していきます。豊かな水と自然の恵みがやんばるの森をつくっています。そしてその森が水を育み全ての生き物たちに恵みをもたらしています。沖縄の北部地域はやんばるの森が水を蓄えてくれるので川や池、井戸などの水源が豊富でした。


 

 沖縄の方言で河川のことを「カーラ」と呼びます。
ハー、ナガリガーラとも言う地域もあります。
アカザ滝
 


 沖縄の方言で淵や沼地、ため池のことを「クムイ」と呼びます。クムイの語源は「淀み」や「篭る」からきてるともいわれています。 自然の滝壷や、沼、池とは別に人工的に造られた生活用水の溜め池などもクムイと呼ばれています。


やんばるのクムイ
     
 
  自然の連続再生:29分16秒  
 
 
 
 
 
 
 








井戸  

 昔から沖縄各地に井戸が点在していました。グスク時代またはそれ以前からこれらの井戸から水を得ていたと考えられています。 井戸は生活の基本となる神聖な場所で昔から信仰の対象として崇められ、今でも地域の人々に大切にされています。 昔ながらの井戸は石垣に囲まれたものが 多く存在しましたが、近年では時代とともにコンクリートで整備されたものが多く見られます。なかには琉球王朝時代の遺跡として文化財になっているものもあります。ここではやんばるの「カー」をいくつか紹介します。

ピシチガー  

 今帰仁村字平敷に存在する湧泉を指します。名前の由来はピシ(平敷の方言読み)、チガー(湧泉)です。今でも今帰仁の水道水として利用されています。


福地ダム  

 やんばるの森の恵みであり、沖縄最大の水がめです。総貯水容量は沖縄県庁舎の約157杯相当分。県企業局へ送水している1日分の送水量は沖縄県庁舎の約1杯分。水力発電施設で作られる電力量は一般家庭約2,600世帯分に相当します。



 
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