セグロウリミバエについて
令和6年3月、沖縄本島北部で、アジア地域に広く分布する害虫セグロウリミバエがトラップ調査により発見されました。
主にウリ科植物の生果実を加害することが知られています。果実に直接産卵し、ふ化した幼虫が果実内部で成長した後、体長約8~9mmの成虫となります。
仮に本種がまん延すると、ウリ類等の農作物に大きな被害を及ぼす恐れがあります。そのため、沖縄県および国の協力のもと、果実除去や薬剤散布等の防除を行うとともに、寄生された果実がないかどうか調査を実施しています。
セグロウリミバエのまん延を防ぐため、皆さまのご理解とご協力をお願いします。
取組内容・皆様へのお願い
1.セグロウリミバエが発見された地域では、ウリ類等への寄生を確認する調査のため、県等の関係機関職員が各家庭を訪問し、果実の提供を依頼する場合があります。
2.セグロウリミバエが発見された場合、対象の畑にあるウリ類の果実・株の撤去をお願いしています。
3.収穫後に食べる予定のない果実は庭先に放置せず、ビニールで密封するなどして、適切に廃棄してください。
4.食用にする場合には、果実が未熟なうちに袋がけをするなど、セグロウリミバエが果実に接触・産卵できないような対策を行ってください。
5.露地栽培のウリ類の果実は、当面地域から持ち出さないでください。
6.セグロウリミバエの発生が疑われる異常な果実を発見した場合は、伊平屋村または県関係機関へ連絡してください。
パンフレット・ポスター
ご自由に印刷して防除対策にご活用ください。
セグロウリミバエ注意喚起チラシ(家庭菜園用:対策等) [PDFファイル/486KB]
セグロウリミバエに関する誘殺情報
2025年6月9日 我喜屋区周辺トラップ調査にてセグロウリミバエ2頭の誘殺を確認
2025年6月16日~17日 セグロウリミバエの果実調査を村全域にて実施
お問い合わせ
伊平屋村役場 農林水産課
Tel:0980-46-2002
Fax:0980-46-2606